顧客との打ち合わせを前に、時計を見るとちょうどお昼時。「この辺りで旨いラーメンはないか…」と車を走らせていると、趣のある木造の店構えが目に飛び込んできました。

今回お邪魔した「らぁめん 太陽軒」駐車場に車を停めると、年季の入った木の看板に力強い筆文字で店名が。和の情緒を感じさせる外観に、食べる前から「ここはアタリだ」という直感が働きます。

メニューが豊富で、初見だと迷ってしまいます。

店内に入ると、厨房を囲む立派な一枚板のカウンター席。木の温もりが心地よく、仕事の緊張感がふっと解けるような落ち着いた空間が広がっています。

ガラガラと引き戸を開けると、すぐ右手に鎮座するのが自動販売機(食券機)です。写真もあり、非常に分かりやすく食券を購入できます。

「醤油もいい、味噌も惹かれる…」と一瞬指が迷いましたが、今日は入り口から決めていた『旨塩つけ麺 1,000円』のボタンを迷わずプッシュ。仕事中なので、午後の胃もたれを考慮しつつも、このビジュアルを見せつけられたら抗えません。

まず目を引くのが、麺の上に鎮座する巨大なバラチャーシューです。 表面が丁寧に炙られており、香ばしい薫りが鼻をくすぐります。箸で持ち上げると、ずっしりとした重量感。一口食べれば、口の中で脂が甘く溶け出し、赤身の旨味が広がります。これはまさに「主役」の風格です。

つけ汁は、食欲をそそる芳醇な塩の香り。表面にはたっぷりと岩のりが散らされています。

麺をスープにどっぷりと浸します。 一口啜れば、鶏や魚介の旨味が凝縮された塩ダレに、岩のりの磯の香りが猛烈に追いかけてきます。塩気はカドがなくまろやか。

厚みがあるのに、箸で持つと崩れそうなほど柔らかい。口に入れれば、炙られた香ばしさが鼻を抜け、肉の旨味がじゅわっと広がります。

まるで枕木のようなボリューム感。コリコリとした力強い食感が心地よく、噛みしめるたびに染み出した出汁の旨味が口いっぱいに広がります。

完璧な半熟具合の味玉です。 箸で持ち上げると、ねっとりとした濃厚な黄身が溢れんばかりに輝いています。口に含めば、まろやかなコクが広がり、塩味の効いたスープとの相性も抜群です。

スープにたっぷり浸した麺を、大判の海苔でくるりと巻いて啜り上げれば、磯の香りが一気に弾けます。

中盤、添えられたレモンを麺に直接絞ります。 これが大正解。濃厚な旨味のスープに、レモンの酸味が加わることで、後味が驚くほど軽やかになります。

最後は熱々のスープ割りをお願いし、

最後の一滴までスー完。仕事中であることを一瞬忘れるほどの、至福のひとときでした。
メニュー
旨塩らぁめん 800円
岩のり塩らぁめん 900円
旨辛赤らぁめん 1,000円
濃厚黒らぁめん 950円
醤油らぁめん 800円
旨塩焼豚らぁめん 1,050円
店情報
店名 らぁめん 太陽軒
住所 栃木県宇都宮市岩曽町1363-1
TEL 028-662-0099
営業時間 11:30 〜 14:30 17:30 〜 21:00
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)
席数 30席
駐車場 6台

岩のりが香る濃厚な塩スープに、中太麺がしっかり絡んで絶品でした。特に厚みのある炙りチャーシューと、とろりとした味玉の存在感が抜群です。極太メンマの食感も楽しく、大満足の一杯でした。


