今回は、栃木県栃木市昭和町にあるノスタルジックな純喫茶「しゅーる(CAFE SŪR)」にお邪魔してきました。最近はおしゃれな最新カフェも多いですが、たまにはこういう「昔ながらの喫茶店」で、ゆっくりと時間の流れを感じながら食事をしたくなる昭和レトロな雰囲気がお好きな方にはたまらない、素敵な隠れ家空間です。

お店の前に到着すると、まず目を引くのがこの可愛らしい外観。真っ白な壁に、アーチ型になった青い窓枠やドアがとても良いアクセントになっています。そして何より、高く掲げられた看板の「しゅ〜る」という丸みを帯びたレトロなフォントが最高にエモい!青空に映える三角屋根の佇まいから、すでに名店の予感がプンプン漂っています。

カランコロンと扉を開けて店内へ入ると……そこは完全に昭和の時代へタイムスリップしたかのような空間!
使い込まれて良い味が出ている白いソファ席、奥のカウンターに並ぶサイフォンや年季の入ったコーヒーカップたち。床のレトロな模様や、どっしりと構える木製の大きなオーディオスピーカーなど、どこを切り取っても絵になります。テレビから小さく流れるお昼のニュースの音が、なんとも言えない「実家のような安心感」を演出していて、初訪問なのにすっかりくつろいでしまいました。

席に着いてメニューを拝見。コーヒーなどのドリンクメニューの横には、「お食事」として魅力的なラインナップがズラリ。生姜焼きセットや「昭和の味のナポリタンセット」なども惹かれますが……今回は純喫茶の王道メニュー「オムライスセット(900円)」を迷わずオーダー!サラダと食後のコーヒーまで付いてこのお値段は、今どき珍しい良心的な価格設定で嬉しいです。

しばらくして、お待ちかねのオムライスセットが運ばれてきました。
見てください、この完璧なビジュアル!昨今流行りのトロトロ半熟卵も良いですが、純喫茶といえばやっぱりこれ。薄焼きの卵でご飯をきっちりと包み込み、上から真っ赤なケチャップをとろ〜りとかけた「THE・オムライス」です。青いお花柄のレトロなお皿とのコントラストも美しく、見ているだけで食欲が刺激されます。


まずはワンプレートに添えられたサラダからいただきます。シャキシャキの千切りキャベツに甘いコーン、そしてフレッシュなトマト。オーソドックスで親しみやすいドレッシングがしっかりかかっていて、メインを食べる前の良い準備運動になります。

そしていよいよ、オムライスにスプーンを入れます!一口食べると……ん〜、美味しい!!
バターの豊かな香りが口いっぱいに広がり、ケチャップの程よい酸味と卵の優しい甘さが絶妙なハーモニーを奏でます。

中のケチャップライスは、しっとりしつつもベチャッとしていないプロの炒め具合。具材には玉ねぎや鶏肉がしっかり入っていて、噛み締めるごとに鶏肉の旨味と玉ねぎの甘みが滲み出します。シンプルだからこそ、誤魔化しのきかない丁寧な仕事ぶりが伝わってくる、ホッとする味わいです。

そして個人的にグッときたのが、お皿の端にちょこんと添えられた福神漬け!オムライスに福神漬けって少し珍しい気もしますが、このポリポリとした食感と甘じょっぱさが、オムライスの味変として最高の仕事をしてくれます。

オムライスをペロリと完食した後は、絶妙なタイミングで提供されるセットのホットコーヒーで一息。
クラシックで上品なカップ&ソーサーでいただくコーヒーは、喫茶店ならではの深いコクと苦味があり、食後の余韻をゆっくりと楽しませてくれます。小皿に添えられた一口サイズのチョコレートとミルクの心遣いも、なんだかとても温かい気持ちにさせてくれました。
メニュー
和風ハンバーグセット1,000円
生姜焼セット1,000円
焼肉セット1,000円
エビピラフセット900円
ドライカレーセット900円 オ
ムライスセット900円
ナポリタンセット900円
ミートソースセット900円
カレーライスセット900円
トーストセット700円
ピザトーストセット850円
サンドイッチセット850円
店情報
店名 しゅーる(CAFE SŪR)
住所 栃木県栃木市昭和町5-13
TEL 0282-24-1874
営業時間 11:00〜19:00
定休日 水曜日
席数 20席くらい
駐車場 あり(店舗裏手に5〜6台分)
ホームページ なし
公式SNS なし

本当に時間が経つのを忘れてしまうほど、居心地の良い素敵な空間でした。
栃木市周辺で、昭和の空気を感じながら美味しい洋食ランチを楽しみたい方には、「しゅーる(CAFE SŪR)」は間違いなくおすすめのスポットです!次回はぜひ、気になったナポリタンを食べに再訪したいと思います。ごちそうさまでした!

