日産モコ(MG33S型)に乗っていて、こんな悩みを感じたことはありませんか?
「ドライブレコーダーでシガーソケットが埋まってしまい、スマホの充電ができない…」 「二股ソケットを使ってみたけれど、配線がごちゃごちゃして足元が邪魔…」
最近のドライブには、ドラレコ、スマホ、タブレットと電源が必要な機器が溢れています。モコの内装には、純正で使えない(蓋がされている)USBポート風のスペースがありますが、ここを有効活用できたら最高ですよね。
今回は、この「空きスペース」を利用して、まるで純正のような仕上がりでシガーソケットを増設するDIYをご紹介します。費用は材料費込みで3,000円以内。作業時間も1時間ほどで、車内の利便性が格段にアップします。
今回使用したパーツ・工具
作業を始める前に、今回用意したアイテムを紹介します。
増設用シガーソケット
コムテック(COMTEC) SDS-001:プラグ抜け防止機構が付いているため、振動が多い車内でも安心です。
電源取り出し用ヒューズ
エーモン(amon) 低背ヒューズ電源 15A用:ヒューズボックスから安全に電源を取るための必須アイテムです。
配線コネクター
エーモン(amon) 配線コネクター(赤):配線を分岐させるために使用します。
ステップ1:ナビ周りのパネル分解
まずは、既存のポートにアクセスするためにナビ周りを外していきます。

メッシュカバーの取り外し: ナビ上部のフロント部にあるメッシュカバーを慎重に外します。

ネジの取り外し: カバーを外すと現れるネジ(2か所)を外します。

下部パネルの取り外し: エアコン吹き出し口下のプラスチックパーツを外し、さらに奥のネジ2か所を抜きます。
注意点: このネジを内部に落としてしまうと回収が困難です。マグネット付きのドライバーを使うか、慎重に作業を進めてください。

これでナビ本体が手前に引き出せます。配線が突っ張らないよう注意しながら、裏側のコネクターを外し、ナビを一時的に取り出しましょう。後で戻す時に迷わないよう、コネクターの配置をスマホで写真に撮っておくのがコツです。
ステップ2:不要なポートの抜き取りと配線加工
ナビを外すと、下にある「使えないUSBソケット」の裏側にアクセスできます。これを内側から押し出すようにして引き抜きます。
次に、増設するシガーソケットの配線を加工します。

マイナス線(黒): クワガタ端子が付いているので、車体金属部(アース)に固定します。

プラス線(赤): ヒューズボックスから電源を取るため、

ソケット側のヒューズソケットを切断してエーモンの低背ヒューズ電源を接続します。

接続はエーモン(amon) 配線コネクター 赤 0.35~1.25sq相当を使用します。

ステップ3:ヒューズボックスからの電源取り出し
モコ(MG33S)のヒューズボックスは、ハンドルの右下にあります。
ハンドルの下のカバーを外します。これは手で外すことができます。
カバーの取り外し: ハンドル下のカバーを手で手前に引いて外します。

ACC電源の特定: ヒューズ配置図を確認し、アクセサリー(ACC)電源のヒューズを探します。

ヒューズの差し替え: 既存のヒューズを抜き、用意した「ヒューズ電源」に差し替えます。

アースの接続: アース(マイナス端子)は、

運転席足元左側のサイドカバーを外した奥にあるボルトに共締めします。

配線が下に落ちないように上部に固定してカバーを取り付けます。

ステップ4:仕上げと動作確認
配線が完了したら、新しいソケットを先ほど空けたポートに差し込みます。
余った配線が運転の邪魔にならないよう、タイラップ(結束バンド)などで上部に固定し、パネル類を元に戻していきます。
最後に、エンジン(またはACC)をかけて以下の点を確認しましょう。
ナビの時計や設定がリセットされていないか(必要なら再設定)
ドライブレコーダーが正常に起動するか
増設したソケットでスマホが充電できるか

DIYを終えて:3000円で手に入る「快適な車内空間」
今回の増設により、わが家のモコは「ドラレコを使いながら、スマホ2台を同時に急速充電できる」という、現代的な仕様に生まれ変わりました。
二股ソケットを刺していた時に比べて、足元がスッキリし、見た目も純正パーツのような仕上がりで大満足です。
「難しそう」と感じる配線作業も、専用のキットを使えば意外とシンプルです。もし、モコの電源不足で悩んでいる方がいれば、ぜひこの週末にDIYに挑戦してみてはいかがでしょうか。自分で手をかけた愛車には、より一層愛着が湧くはずです!

