0年も連れ添った愛車、トヨタ・アクア。エンジンも足回りもまだまだ元気ですが、どうしても年齢を感じさせてしまう部分があります。それが「ヘッドライトの黄ばみ」です。
ライトが曇っているだけで、車全体がくたびれて見えてしまうもの。今回は、そんな愛車の「目ヂカラ」を取り戻すべく、ホルツ(Holts)の製品を使って、クリーニングだけでなく「ウレタン塗装」による本格的な延命に挑戦しました。
準備した「戦友」たち
DIY補修の仕上がりは、道具選びで8割決まると言っても過言ではありません。今回は信頼のホルツを中心に揃えました。
ホルツ ヘッドライト専用ウレタンコート(タフウレタン): 今回の主役。透明度と耐久性が違います
ホルツ サンドスポンジ(#400 / #800 / #1500): 下地作りの必需品。
ホルツ 脱脂用シート: 塗装の密着度を高めるための重要アイテム。
ミニデルターサンダー: 手作業でも可能ですが、これがあると作業効率が5倍は変わります。
ステップ1:勇気を持って「削る」

まずは洗車で泥を落とした後、

一番緊張する「マスキング」からスタートです。削りカスや塗料がボディに付かないよう、100均のゴミ袋を駆使して広範囲をカバーします。

サンダーに#400のペーパーを装着し、

水をかけながら削り始めます。最初は真っ黄色い汁が出てきて驚きますが、これが黄ばみの正体。

まだまだ黄色いです。白くなるまでしっかり削り落とすのが、後の透明感を出すポイントです。

白くなるまでしっかり削り落とすのが、後の透明感を出すポイントです。

かなり白くなってきたので1500番で仕上げます。

1500まで進むと、最初は真っ白に曇っていたライトが、徐々に滑らかで透明感を帯びてきます。塗装が乗らなくなるのを防ぐため、あえてピカピカに磨きすぎないのがコツです。

乾くと白くなってきました。

塗装前に塗料が飛ばないように全面をゴミ袋で止めていきます。専用もあるらしいですが100均ですむのでこれで行ってみます。
ステップ2:脱脂と運命の塗装

水分をしっかり乾かしたら、脱脂シートで表面の油分を拭き取ります

塗装の絶対条件は「風がなく、炎天下ではないこと」。スプレーのピンを抜き、中の硬化剤を混ぜるために3分間しっかり振ります。
1回目の塗装は、色を乗せるというより「パラパラと霧を置く」イメージ。10分の乾燥を挟み、

2回目は全体にツヤが出るように。焦って一度に厚塗りすると、後で泣きを見ることになるので「欲張り厳禁」です。
失敗は成功の「補修」

3回目、仕上げのつもりで欲を出した結果……右側に塗装の「ダレ」を作ってしまいました。一瞬青ざめますが、これもDIYの醍醐味です。

完全に乾燥させた後、

ホルツの「コンパウンドミニセット」で磨き上げます。

ダレた部分を再度#800から#1500のペーパーで慎重に削り、

目の粗い順番に磨いていきます。

サンダーで一気に磨き上げます。

これも試しにやってみました。

結構ピカピカになりました。多少はダレがみえますが透明なところまで削れたので満足いく状態にもどせました。
終わってみて感じたこと
作業を終えて離れて見ると、まるで新車のような透明感が戻っていました。ライトが明るくなるだけで、車全体の印象が驚くほどシャキッとします。
ショップに頼むと数万円かかることもあるヘッドライト塗装ですが、数千円の材料費と半日の作業でここまでの満足感が得られるのはDIYならでは。失敗してもリカバリーできるという経験も、大きな収穫でした。
もし「最近、車が古く見えるな」と感じているなら、ぜひホルツのセットでヘッドライトをリフレッシュしてみてください。きっと、もう一度愛車に惚れ直すはずです。

