今回は、娘の大学卒業に伴う引っ越しの手伝いで宮城県仙台市へ。
作業の合間のお昼ご飯に、若林区大和町にある本格的な手打ち蕎麦が楽しめるお店、「一翠庵(いっすいあん)」へお邪魔してきました。席数が限られている隠れ家的な人気店とのことで、タイミングよく入れるかドキドキしながらの訪問です。
お店の前に到着すると、落ち着いた和の風情が漂う佇まいが出迎えてくれます。「手打ち蕎麦」と大きく書かれたシックな紺色ののぼり旗が目印です。

店内に入ると、まず目を引くのがガラス張りの綺麗な蕎麦打ちスペースです。
中には麺棒が整然と並べられており、ここで店主が毎日丁寧に蕎麦を打っていることが伝わってきます。職人の本格的な技が垣間見える空間に、食べる前から期待が高まります。

カウンター席に座り、さっそくメニューを拝見します。
達筆な手書きのメニュー表には、定番のせいろから魅力的な天ぷらの単品まで豊富に並んでいました。

平日の13時以降限定で注文できるお得な「まかないランチ」なども用意されているようです。

壁にもおすすめの短冊メニューが貼られており、コーラなどのドリンク類のほか、お目当ての天ぷらメニューもしっかり掲示されていました。

今回は、基本の「せいろ(900円)」に、壁のメニューで見つけて気になった「ちくわ天盛り(500円)」を追加して注文しました。
しばらくして運ばれてきたのがこちらです!

お盆の上には、美しく盛られたお蕎麦と、揚げたてサクサクのちくわ天が綺麗に並んでいます。薬味のネギやワサビ、お漬物に加えて、天ぷら用の塩が添えられているのも嬉しい心遣いです。
まずは、主役のお蕎麦からいただきます。

みずみずしく輝くお蕎麦は、細めで綺麗な仕上がりです。 手打ちならではの丁寧な仕事が感じられます。味わいとしてはクセが強すぎず、非常に上品で誰もが食べやすいスマートな仕上がりになっています。
そして、今回のもう一つの主役がこちらの「ちくわ天盛り」です

大ぶりのちくわが食べやすいサイズにカットされ、大葉の天ぷらと共に豪快に盛り付けられています。
まずはお蕎麦から。最初はつゆをつけずに、お塩を少しだけ振って蕎麦そのものの風味を味わってみました。

噛むほどに優しい蕎麦の香りがふんわりと鼻を抜けていきます。
続いて、鰹節の出汁がキリッと効いた濃いめのつゆに浸していただきます。

喉越しが非常に良く、ツルツルといくらでも食べ進められてしまう美味しさです。
ここで、ちくわ天にもお箸を伸ばします。普段、お蕎麦屋さんでは海老天や野菜天を頼むことが多く、ちくわ天と一緒に蕎麦を食べる機会はなかなか無かったのですが、これが新鮮でおいしい発見でした。

衣は軽くてサクサク、中のちくわは肉厚でもっちりとした食感です。
今度はこのちくわ天を、贅沢に蕎麦つゆにくぐらせて贅沢にいただきます。

つゆの旨味を衣がじんわりと吸い込み、お塩で食べるのとはまた違った奥深い味わいに変化します。上品な手打ち蕎麦との相性も抜群で、ボリューム感もあり大満足の組み合わせでした。
最後は、残ったつゆに温かい蕎麦湯を注いで、ホッと一息。

お引越しの片付け作業の疲れもすっかり吹き飛ぶような、じんわりと心に染みる一杯でした。
一翠庵さんは席数が限られているため、お昼のピーク時にはすぐに満席になってしまい、タイミングによっては断られてしまうこともあるそうです。確実に味わいたい方は、ぜひ早めの時間帯を狙って足を運んでみてください。
娘の門出を祝う日にふさわしい、素敵なお昼ご飯になりました。 大変おいしくいただきました。ごちそうさまでした!
メニュー
せいろ:900円
とろろ:1,073円(税込 1,180円)
鴨だし:1,364円(税込 1,500円)
辛口汁:273円(税込 300円)
1本天せいろ:1,637円(税込 1,800円)
野菜天せいろ:1,546円(税込 1,700円)
海老つけせいろ:1,546円(税込 1,700円)
天せいろ:2,091円(税込 2,300円)
鴨せいろ(数量限定):1,818円(税込 2,000円)
上天せいろ:3,910円(税込 4,300円)
山かけ:1,182円(税込 1,300円)
店情報
店名:一翠庵(いっすいあん)
住所:宮城県仙台市若林区大和町2-6-1
TEL:022-239-1225
営業時間:11:30~15:00(※蕎麦が売切れ次第終了)
定休日:火曜日、第3水曜日
席数:約10席(カウンター席、テーブル席)
駐車場:あり(契約駐車場あり)

店主が丁寧に打つ上品な手打ち蕎麦と、ボリューム満点でサクサクなちくわ天の組み合わせが新鮮で美味しかったです!席数が少なめの小さなお店なので、訪問する際は開店直後など早めの時間帯を狙うのがおすすめです!