今までテフロン加工のフライパンを使用していました。テフロンの滑りはもっても2年はもちません。まだ使えるフライパンを勿体ない思いつつも毎回交換していました。鉄フライパンもネットで見て興味がありましたが今一つやる気が起きませんでした。理由としては鉄フライパンに相性がいい機器は直火があたるガス系の厨房機器が実力を発揮してくれます。我が家はオール電化も見据えIHクッキングヒーターを使用しています。そのため鉄フライパンは敬遠してきました。今回たまたまアマゾンのポイントがあり有効期限が迫ったため試しに鉄フライパンを買って実験してみようとの運びになりました。
用意したフライパン
パール金属 鉄フライパン 18cm IH対応 鉄職人 日本製 ブラック HB-1517
ポイントを使用して購入しました。出費は300円です。失敗しても泣きません。まずはフライパンについているさび止め剤を削っていきます。ネットではさび止め剤を焼き切るらしいのですが削っている動画が良い感じだったので削っていきます。
削るためには
3M スコッチ・ブライト 300円くらい
手でこするのが面倒な場合は電動を使用します。
かなり楽になります。
初めてなので1時間ほどかかりフライパンのさび止め剤もきれいに落とすことができました。
必ず手袋を使用してください。手が真っ黒になります。
この後に焼き入れをしていきます。IHにはセンサーがついている物が多く空焚き機能で焼き入れができません。今回は昔買って使用していなかったイワタニのカセットコンロで焼き付けをしていきます。
強火で焼き始めるとだんだん黄色から黒色にフライパンが変色していきます。
全体が黒くなっていくとさらに
青い色に変わっていきます。この状態が鉄に酸化被膜ができた状態になります。酸化被膜は、食材がくっつきにくくなり、熱ムラをなくすことで焦げ付きを防ぐ効果があります。また、赤サビの発生を防ぐ役割も持ちます。
その後油を多めにひき野菜くずをいれ炒めていきます。
野菜が炭化してくるとフライパンがだんだん黒色に変わっていきます。
良い色に変わってきました。ここで一度フライパンを冷まします。
冷えたフライパンをたわし等で擦り野菜くずを落としていきます。所説ありますが洗剤を使わないでこすっていきます。
その後さらに油をひき煙が出るくらいに熱していきます。油が気化したら冷まします。
冷えたらまたたわしで擦ります。この工程を2回つづけました。
これで完成です。初めてなので均一に油膜を付けることができませんでした。
試しに目玉焼きを作ってみます。
フライパンが温まったら卵をいれます。
香ばしい香りがしてきました。卵はフライパンにもついておりません。
鉄フライパンで作ったおかげでパリパリした白身で香ばしさが漂っています。テフロンでは味わえない食感です。
洗ったあともあまわ変わっていません。今後も育てていきたいです。今回は18cmで試してみました。1か月後に
新しい26cmのフライパンを買ってしまいました。
これを買うのに2週間ほど悩んでしまいました。IHの場合薄いフライパンは変形しやすいとの事で板厚の厚いフライパンの方が変形しないらしくどうせなら一生使えそうなフライパンが欲しかったので高かったけど購入してしましました。これから肉料理等に挑戦してみたいです。
これからうまく調理できるように日々修業していきます。
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